最終確認日:2026年9月21日
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福岡県宗像市には、妊娠・子育て、住宅の改修、奨学金の返還、医療や就職などを支援する補助金・助成金があります。
ただし、宗像市に住んでいれば全員が受け取れるわけではありません。年齢、所得、世帯状況、住宅の条件、勤務先など、制度ごとに対象要件が定められています。
この記事では、宗像市民が利用できる可能性のある主な制度を、2026年の公式情報をもとにまとめました。補助金だけでなく、手当、医療費助成、保育料の軽減制度も紹介します。
募集期間や予算残額、対象条件は変更される場合があります。申請前に必ず宗像市の公式ページや担当窓口で最新情報をご確認ください。住宅関係は、契約や工事着手前の申請が必要な制度があります。
宗像市の補助金・助成制度早見表
| 制度 | 主な対象 | 支援内容 |
|---|---|---|
| 妊婦支援給付金 | 宗像市に住民票がある妊婦 | 1回目5万円、2回目は胎児1人につき5万円 |
| 児童手当 | 高校生年代までの子どもを養育する人 | 月1万円~3万円 |
| 子ども医療費助成 | 0歳~高校生年代 | 保険診療の自己負担を軽減 |
| 第3子以降の保育料無償化 | 0~2歳児クラスの第3子以降 | 保育料を無償化・軽減 |
| 国民年金保険料の育児免除 | 1歳未満の子を養育する国民年金第1号被保険者 | 所得に関係なく対象期間の保険料を免除 |
| 中学3年生インフルエンザ予防接種費用助成 | 市内在住の中学3年生 | 1回のみ2,000円 |
| 就学援助 | 経済的理由で就学費用の負担が難しい世帯 | 学用品費・給食費など |
| 高等学校等入学支援金 | 2027年度に高校へ入学する生徒の保護者(所得要件あり) | 返還不要の6万円 |
| 太陽光・蓄電池補助 | 対象設備を設置する家庭 | 太陽光は最大28万円など |
| 木造住宅耐震改修補助 | 対象となる木造住宅の所有者など | 最大80万円 |
| 奨学金返還支援 | 年齢・就職時期などの条件を満たす市民 | 年間最大12万~24万円 |
| 第二種運転免許取得補助金 | 2026年1月1日以降に二種免許を新たに取得した市民 | 取得費用の2分の1、最大20万~40万円 |
| 住居確保給付金 | 離職・廃業・収入減少などで困窮している人 | 条件付きで家賃を支給 |
| 医療用ウィッグ等購入費助成 | がん治療を受けている・受けた人 | 最大2万円など |
| 介護職員初任者研修(無料受講) | 市内介護事業所への就職を希望する人 | 2026年度の募集終了(受講料無料・定員20人) |
| 介護職員等資格取得補助 | 市内介護事業所の介護職員など | 資格・研修別に最大2万8,000円~15万円 |
妊娠・子育て世帯が利用できる制度
妊婦のための支援給付(妊婦支援給付金)
2025年4月1日以降に妊娠し、宗像市に住民票がある人が対象です。所得制限はありません。
- 1回目:1回の妊娠につき5万円
- 2回目:胎児1人につき5万円
- 申請案内:1回目は妊娠届出後の面談時、2回目は赤ちゃん訪問時
胎児心拍の確認後に流産・死産などを経験した人も対象になる場合があります。
〖公式情報〗宗像市「妊婦のための支援給付」
児童手当
0歳から高校卒業までの子どもを養育している人に支給されます。原則として年6回、偶数月に振り込まれます。
- 3歳未満:月額1万5,000円
- 3歳以上~高校生年代:月額1万円
- 第3子以降:月額3万円
子どもが生まれたときや宗像市へ転入したときは、原則として申請が必要です。
〖公式情報〗宗像市「児童手当」
子ども医療費支給制度
宗像市に住民票があり、健康保険に加入している0歳から高校生年代までの子どもが対象です。高校に通っていない人も、18歳到達後の最初の3月31日までは対象になります。
- 3歳未満:通院・入院とも無料
- 3歳以上:通院は1医療機関につき月500円が上限
- 3歳以上:入院は無料
- 調剤薬局:無料
健康保険が適用されない費用、健康診断、入院時の食事代や差額ベッド代などは対象外です。出生・転入時は受給資格の認定申請が必要です。
〖公式情報〗宗像市「子ども医療費支給制度」
第3子以降の保育料無償化
2026年1月から、0~2歳児クラスに通う第3子以降の保育料無償化が拡充されました。認可保育施設などでは原則として市が対象者を確認し、保育料を0円にします。
届出保育施設や企業主導型保育施設は申請が必要です。届出保育施設の補助上限は、2026年9月分まで月4万2,000円、10月分から月4万5,700円です。企業主導型保育事業所は、0歳児が月3万7,100円、1~2歳児が月3万7,000円までです。
〖公式情報〗宗像市「第3子以降保育料の無償化」
国民年金保険料の育児免除制度(2026年10月1日開始)
1歳になるまでの子を養育する国民年金第1号被保険者(自営業者、農業者、アルバイト、無職の人など)は、申請により所得に関係なく国民年金保険料が免除されます。免除期間は保険料を納付したものとして、老齢基礎年金の受給額に反映されます。
- 開始日:2026年10月1日
- 対象:1歳未満の子を養育する国民年金第1号被保険者の実父母・養父母
- 主な要件:親子関係が継続し、子と同じ住所であること
- 実母:産前産後免除期間に続く9か月間(産前産後期間と合わせて最大13か月)
- 実父・養父母:養育を始めた月から子の1歳の誕生月の前月まで(最大12か月)
- 申請:2026年10月1日以降、市民課国民年金係、年金事務所またはマイナポータル
〖公式情報〗宗像市「国民年金保険料の育児免除制度」
就学援助
経済的な理由で、小学校・中学校・義務教育学校の学用品費や給食費などの負担が難しい保護者を援助する制度です。国立・県立・私立の小中学校も対象です。
世帯人数、年齢、住居の種類、所得などをもとに審査されます。前年度に認定されていても毎年申請が必要です。退職や休職などで家計が急変した場合は、教育支援室へ相談できます。
〖公式情報〗宗像市「就学援助」
ひとり親家庭等医療費支給制度
母子家庭の母と子、父子家庭の父と子、父母のいない子などを対象に、健康保険適用の医療費を助成します。所得制限があります。
- 親の通院:1医療機関につき月800円
- 子どもの通院:1医療機関につき月500円
- 子どもの入院:無料
- 調剤薬局:無料
〖公式情報〗宗像市「ひとり親家庭等医療費支給制度」
住宅・暮らしに関する補助金
太陽光発電設備・蓄電池設備設置補助金
宗像市内の住宅や敷地に、対象となる太陽光発電設備と蓄電池を設置する家庭向けの補助金です。
- 太陽光発電設備:1kWにつき7万円、最大28万円
- 蓄電池:対象となる設置費用の3分の1
- 申請期限:2026年12月25日午後5時
蓄電池だけの設置は市の補助対象になりません。契約・着工前に申請し、市の交付決定を受ける必要があります。予算に達した場合は早期終了します。
2026年10月6日確認:10月1日から、脱炭素社会推進課の窓口・電話受付は平日午前9時~午後4時に変更されています。電子申請の締切は、上記の12月25日午後5時です。
家庭向けの申請・実績報告は電子申請のみです。ただし、設備設置承諾書(他の共有者全員分)と誓約書の原本は、電子申請後に担当課へ直接持参する必要があります。郵送はできません。提出書類の詳細は公式ページをご確認ください。
〖公式情報〗宗像市「太陽光発電・蓄電池設備設置補助金」
木造住宅耐震改修工事費用補助金
対象となる木造住宅の耐震改修工事費を補助する制度です。
- 補助率:耐震改修工事費の3分の2
- 市内業者と契約する場合:最大80万円
- 市外業者と契約する場合:最大60万円
- 耐震診断費:条件付きで最大5万円
- 申請期限:2026年11月30日
工事契約前に申請し、市の承認を受ける必要があります。すでに契約した工事は対象外です。
〖公式情報〗宗像市「木造住宅耐震改修工事費用補助金」
住居確保給付金(家賃補助)
離職、廃業、休業などによる収入減少で生活に困り、住居を失った人や失うおそれがある人に、一定期間の家賃を支給する制度です。
収入、預貯金、離職時期、求職活動など複数の要件があります。該当する可能性がある場合は、宗像市生活支援課へ早めに相談してください。
〖公式情報〗宗像市「住居確保給付金」
仕事・学びに関する補助金
奨学金返還支援補助金
奨学金を利用して大学などに進学し、卒業・修了後に宗像市内に住む人の返還費用を、最長5年間支援します。
- 市外に勤務:年間最大12万円
- 市内に勤務:年間最大18万円
- 市内で保育士・介護職として勤務:年間最大24万円
主な対象は、2024年4月1日以降に就職または転入した人で、申請年度末時点で30歳以下の人です。受給資格の認定申請は4月から翌年2月までに行い、補助金の交付申請は毎年必要です。
〖公式情報〗宗像市「奨学金返還支援補助金」
高等学校等入学支援金(2027年度から)
経済的な理由により高校入学時の費用負担が難しい世帯を対象に、2027年度から返還不要の入学支援金が支給されます。
- 支給額:6万円(公立・私立共通、返還不要)
- 対象:保護者が宗像市に住民票を有し、生活保護世帯に準ずる程度に困窮している世帯で、生徒が2027年度に高校へ入学する人
- 申請時期:2027年4月頃を予定
- 支給時期:2027年5月末頃を予定
生活保護世帯は対象外です。他の奨学金との併給は可能で、申請方法や受付期間などの詳細は2027年3月頃に宗像市公式ページで案内される予定です。
〖公式情報〗宗像市「高等学校等入学支援金」
高等学校等奨学金制度は2026年度末で廃止
高校1~3年生を対象としていた宗像市高等学校等奨学金制度は、2026年度末で廃止されます。2027年度以降は受付・支給が行われません。2026年度分の奨学金は予定どおり支給されます。
〖公式情報〗宗像市「高等学校等奨学金制度の廃止について」
第二種運転免許取得補助金
2026年1月1日以降に教習所へ入校し、バスやタクシーなどの運転に必要な第二種運転免許を新たに取得した宗像市民を対象に、取得費用の一部を補助します。教習所入校日に宗像市内に住所があり、市税の滞納がないことが条件です。
- 大型第二種運転免許:対象費用の2分の1、最大40万円
- 中型第二種運転免許:対象費用の2分の1、最大30万円
- 普通第二種運転免許:対象費用の2分の1、最大20万円
- 申請期間:2026年7月1日~2027年3月31日
補助対象は、教習所の教習料金(受験資格特例教習を含む)と、運転免許試験場での適性検査・学科試験にかかる費用です。検定不合格による追加教習、再検定、交通費、宿泊費は対象外です。
個人向けは、免許取得と支払いを終えた後に必要書類を提出します。予算に達すると受付終了となるため、申請前に宗像市地域公共交通政策室へ問い合わせることが案内されています。また、補助金は税務上の雑所得となり、申告や課税の対象になる場合があります。
〖公式情報〗宗像市「二種免許取得や運転士の雇用支援」
募集終了:介護職員初任者研修(2026年度)
2026年度の募集は、2026年9月18日で終了しました。 以下は募集時の参考情報です。
宗像市内の介護事業所への就職を希望する人を対象に、介護職員初任者研修を無料で受講できる支援事業です。通信制の研修で、期間中に5日間の通学があります。
- 募集定員:20人
- 募集締切:2026年9月18日(金)
- 研修期間:2026年10月19日(月)~12月9日(水)
- 主な対象:市内介護事業所への就職を希望し、通信受講・全通学日・合同説明会への参加ができる人
現金が支給される補助金ではありません。応募後に個別選考があり、資格取得後は市内介護事業所との就職マッチング支援が行われます。
〖公式情報〗宗像市「受講無料で資格が取れる!介護職員初任者研修」
介護職員等資格取得等補助金
宗像市内の介護サービス事業所で働く介護職員や介護支援専門員などを対象に、研修・資格取得費用を補助します。
- 介護職員初任者研修:最大6万円
- 介護福祉士実務者研修:最大15万円
- 介護福祉士・介護支援専門員:最大4万円
- ケアマネジャーの各種研修:最大2万8,000円~5万8,000円
研修修了日または資格登録日から原則1年以内の申請が必要です。2026年度の最終締切は2027年3月31日で、予算に達した場合は終了します。
〖公式情報〗宗像市「介護職員等資格取得等補助金」
健康・医療に関する助成
中学3年生のインフルエンザ予防接種費用助成
宗像市内に住む中学3年生を対象に、季節性インフルエンザ予防接種費用の一部を助成します。
- 対象:市内在住の中学3年生(平成23年4月2日~平成24年4月1日生まれ)
- 接種期間:2026年10月1日~2027年2月28日
- 助成回数・金額:1回のみ2,000円(差額は自己負担)
- 対象ワクチン:注射ワクチン・経鼻ワクチン
- 指定医療機関:宗像市・福津市の指定医療機関
- 必要なもの:市から届く助成券、母子健康手帳、子ども医療証、自己負担金
助成券は対象者へ9月中旬以降に郵送されます。指定医療機関以外で接種した場合は助成対象にならないため、事前に公式ページをご確認ください。
〖公式情報〗宗像市「中学3年生対象インフルエンザ予防接種費用助成」
がん患者への医療用ウィッグ等購入費用助成
がん治療に伴う外見の変化による負担を軽減するため、医療用ウィッグや補整具などの購入費用を助成します。
- 助成率:購入費用の2分の1
- 医療用ウィッグ等:最大2万円
- 補整具等:最大1万円
宗像市内に住所があり、がん治療を受けた人または治療中の人が対象です。世帯の市民税所得割額などの要件があります。
〖公式情報〗宗像市「医療用ウィッグ等購入費用助成」
40歳未満のがん患者の在宅療養支援
40歳未満のがん患者が自宅で療養するために利用する訪問介護、訪問入浴、福祉用具の貸与・購入などを支援します。
1か月のサービス利用料について、最大5万4,000円を助成します。生活保護世帯は最大6万円です。
〖公式情報〗宗像市「小児・AYA世代がん患者在宅療養生活支援事業」
申請するときの注意点
- 契約・購入前に確認する
住宅工事や設備設置は、契約後や着工後では対象外になる場合があります。 - 申請期限だけでなく予算残額も確認する
受付期間内でも、予算に達すると早期終了する制度があります。 - 住民票・税金・所得の条件を確認する
市内在住だけでなく、市税の滞納がないことや所得基準を設けている制度があります。 - 領収書や証明書を保管する
領収書、就労証明書、診断書、健康保険の資格情報などが必要になる場合があります。 - 迷ったら申請前に担当課へ相談する
対象になるか分からないときは、契約や購入をする前に公式ページ記載の担当窓口へ確認しましょう。
まとめ
宗像市には、妊娠・子育て世帯への給付や医療費助成、育児中の国民年金保険料免除、中学3年生の予防接種費用助成、住宅改修、太陽光発電、奨学金返還、介護職の資格取得など、さまざまな支援制度があります。
補助金は自動的にもらえるとは限らず、申請が必要な制度が多くあります。申請期限や対象条件を確認し、該当しそうな場合は早めに宗像市の担当窓口へ相談してください。

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